読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

何回読んでもサクラの根拠が不明なんだよな

こいつの性格から考えて不正を働く可能性は十分にあると思う。確実なのはサクラだ。
不正をすることにメリットがあるなら不正をする可能性がある、その前提で対応すべき
よし、サクラの数は七人としよう、最初から相手に七票が入っているという条件でバトルに挑まなくてはならない
俺たちだって不正はできる。だがこっちが同じことをやったらあいつと同じ深みに堕ちてしまう。
会場を埋め尽くす参加者、その中に混じっている二〇人以上のBISの生徒。参加者を増やすため、メルマガ部に協力を求めたのは正解だったようだ。
蟹江が何人かサクラを配置していたとしても、参加者の分母を増やせばサクラ不正の効果は薄れる。
不正がない場合、ある本に対し、BISの生徒も双子沢の生徒も同じ比率で手を挙げるだろうと予想される。その比率に極端な偏りが見られたらサクラがいることが疑われる。
蟹江はまともな本を出してきた。大きな破綻はなく聞きやすい発表だったと言える。サクラがいるであろうことを考慮に入れれば、そこそこ票を稼ぐ
「あのひでえ発表になぜ九票も入った?」「おそらく不正があったからだと思います」部長はサクラの可能性が高いことを説明した。
「蟹江が何も企んでなかったらどうする気だったんだ」「結果的に蟹江はやっぱり不正をやったわけで」「ああ、今回はたまたまお前らが正しかった」

 

 

ある本に対して、双子沢の生徒の投票率が極端に高かったら、サクラに投票するようにと不正したことが疑われるように、
ある本に対して、BISの生徒の投票率が極端に低かったら、サクラに投票しないようにと不正したことが疑われる。